Chatcove

WhatsApp のメッセージを証拠として残すには:正しい保存のしかた

ある会話が争いごとで重要になるかもしれないなら、残すことと同じくらい、どう残すかが大切です。このページでは、ソフトウェアに本当にできることを説明し、それよりずっと大きい、ソフトウェアにはできない部分については慎重に扱います。

法的助言ではありません。 私たちが作っているのはソフトウェアで、法律の専門家ではありません。メッセージが証拠として認められるか、何を記録し提出してよいか、証拠をどう扱うべきかは、国や地域、個々の事案によって異なります。このページの内容に頼る前に、お住まいの地域の弁護士にご相談ください。すでに弁護士に依頼しているなら、書き出す前にどの形式がよいか確認してください。

WhatsApp のメッセージを証拠として残す方法を探している方は少なくありません。お断りしておくと、私たちはこの種の書き出しができるツールのひとつ、Chatcove を作っています。ここでは技術的な内容だけを扱います。

スクリーンショットが弱い選択肢になりやすい理由

  • 簡単に編集できる。 スクリーンショットは誰でも数分で加工できます。だからこそ、相手は「加工された」と主張できます。
  • 断片でしかない。 数件のメッセージしか写らず、その前後に何があったのかという疑問が当然出てきます。
  • 日付が不完全。 画面には時刻は出ても、完全な日付やタイムゾーンが出ないことがよくあります。
  • 選んだように見える。実際に選んでいるから。 どこを撮るかを決めたのはあなたです。

会話全体を書き出したものは、反論されにくくなります。理由は、それが居心地の悪いものである理由と同じで、あなたに不利な部分も含まれているからです。

良い書き出しの条件

  1. 会話全体。 弁護士から別の指示がない限り、断片ではなく全体を。
  2. 完全な日付と時刻 がすべてのメッセージにあること。
  3. 送信者がはっきりわかること。 名前または電話番号で。
  4. ファイルが元の位置にあること。 添付ファイルが、会話の中で送られた場所に入っていること。
  5. いつ、どう作ったかの記録。 Chatcove は書き出しごとに、何をいつ書き出したかを記したマニフェストを保存します。

書き出しだけでなく、元のデータを残す

多くの人が飛ばしてしまう手順で、このページでいちばん大切なことです。書き出したファイルは元のデータから 派生 した文書で、その価値は元のデータが残っていることにかかっています。

  • iPhone の暗号化バックアップを安全な場所に保管し、 手を加えないでください。パスワードはなくさない場所に控えておきましょう。
  • 問題が続いている間は、iPhone を初期化したり手放したりしないでください。 先に弁護士に相談しましょう。
  • 会話のメッセージを削除しないでください。 自分のメッセージも同じです。多くの国では、争いが予想される段階で資料を消すこと自体が深刻な問題になります。
  • 何をいつしたかを記録してください。 どの端末で、いつ、どのツールの、どのバージョンを使ったか。今なら5分で済みますが、あとから再現することはできません。

公証人や専門家による記録

国や地域によっては、書き出しに加えて、公証人が端末の内容を記録したり、デジタル・フォレンジックの専門家が端末や元のバックアップをもとに報告書を作成したりすることが重視されます。自分で作った書き出しは良い出発点で、読みやすいコピーにもなりますが、真正性が争われる場面では、そうした手続きの代わりにはなりません。お住まいの地域で何が求められることが多いかは、弁護士が知っています。

ですから、「認証済み」や「裁判で有効」な書き出しをうたう製品には注意してください。ソフトウェアは、正確で完全な、日付付きの文書を作ることはできます。しかし、それを証拠として認めさせることも、自分で自分を認証することもできません。

Chatcove での手順

  1. iPhone をつなぎ、Chatcove に暗号化バックアップを作成させます。
  2. 会話を読み、完全で正しいことを確かめます。支払う前に無料でできます。
  3. 会話全体を書き出します。印刷や提出が必要なら PDF、音声が大事なら HTML です。PDF では音声を再生できないためです。WhatsApp のチャットを PDF に保存する方法もご覧ください。
  4. バックアップを保管し、行ったことを記録します。

誰かに尋ねられるかもしれないので、2点補足します。Chatcove の書き出しの時刻はすべて UTC(協定世界時)です。ファイルには書き出し時刻が UTC であることが記載されますが、メッセージごとには繰り返されないので、ファイルにメモを添え、時刻を引用する前に日本時間(UTC より9時間進んでいます)に換算してください。また、送信者を電話帳の名前ではなく電話番号で表示できるので、どの連絡先が誰を指すのかという疑問を避けられます。とても長いチャットは、番号付きの複数の PDF に分けられます。

すべては Mac の中で行われ、アカウントもなく、チャットがアップロードされることもありません。私的なやり取りを扱う以上、第三者が会話を受け取らないこと自体に価値があります。

大切なことなので繰り返します。このページの内容はどれも法的助言ではなく、私たちには法的助言をする資格もありません。Chatcove は Codama による独立した製品で、WhatsApp LLC および Meta Platforms, Inc. とは関係ありません。

よくある質問

WhatsApp のメッセージは裁判で証拠として認められますか?

国や地域、手続きの種類、メッセージをどう入手し保管したかによって、まったく異なります。これはソフトウェア会社ではなく、お住まいの地域の弁護士に尋ねるべき質問です。ソフトウェアにできるのは、日付付きで改変のない完全な書き出しを作り、元のデータをそのまま残すことです。

スクリーンショットだけで十分ですか?

十分でないことが多いです。簡単に編集でき、完全な日付がないことが多く、一部分しか写らず、都合のよい部分だけを選んだと言われやすいからです。日付付きで会話全体を書き出したものは、反論されにくくなります。

関係のあるメッセージだけを書き出すべきですか?

決める前に弁護士に相談してください。一部分だけだと、文脈を削ったと言われるおそれがあります。会話全体を出し、関係する部分を別に示す形を好む弁護士も多いです。

Chatcove は書き出しを認証しますか?

いいえ。認証できるとうたうものには注意してください。Chatcove が作るのは、日付付きの正確な書き出しと、何を書き出したかのマニフェストです。認証は法的、専門的な手続きで、公証人やデジタル・フォレンジックの専門家などの人が関わります。

書き出し以外に何を残しておくべきですか?

元のデータです。iPhone の暗号化バックアップを保管し、できれば iPhone を初期化しないでください。それがあとで書き出しを検証する手がかりになります。

アプリが英語なのは問題になりますか?

結果には影響しません。会話は元の言語のまま書き出され、日本語も正しく表示されます。Chatcove の画面は英語ですが、手順は少なく、このガイドで日本語で説明しています。

Chatcove は Codama による独立した製品です。WhatsApp LLC および Meta Platforms, Inc. とは提携しておらず、承認や後援も受けていません。WhatsApp は WhatsApp LLC の商標です。Chatcove はお使いの Mac 上で iPhone のローカルバックアップを読み取るだけで、WhatsApp のサーバーには接続しません。

履歴の閲覧は無料。US$9 の一回払いで、すべてを書き出せます。

Chatcove はすべてお使いの Mac の中で動きます。アカウントもクラウドも不要で、チャットがどこかにアップロードされることはありません。一回払いで Mac 2台まで、サブスクリプションはありません。

アプリの画面は英語のみです。手順は少なく簡単で、日本語のチャットもそのまま正しく表示され、書き出せます。

Apple Silicon(M1 以降)搭載の Mac と、macOS 12 Monterey 以降が必要です。 価格は US$9(税込)の買い切りです。お支払いは Stripe の決済画面で米ドル建てで行われ、日本円への換算はカード会社が行います。カード会社によっては海外事務手数料がかかる場合があります。

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